ゴキブリの巣は、家の中のどこにでも作られる可能性がありますが、特に彼らが好み、巣になりやすい「危険地帯」というものが存在します。これらの場所を把握し、重点的にチェックと対策を行うことが、ゴキブリのいない快適な住環境を維持するためには不可欠です。まず、最も危険なのが「キッチン」です。食べ物カスや油汚れといった豊富な餌、シンク周りの水分、そしてコンロや冷蔵庫のモーターといった熱源。ゴキブリが繁殖するために必要な全ての条件が揃っています。特に、シンクの下の収納スペース、冷蔵庫や電子レンジの裏、食器棚の奥などは、暗く狭い隙間も多く、巣を作るには最高の環境と言えるでしょう。次に危険なのが「水回り」全般です。浴室や洗面所、トイレは、常に湿度が高く、髪の毛や石鹸カスといった有機物も豊富です。排水口の内部や、ユニットバスのエプロンと呼ばれるカバーの内側、洗濯機の下などは、見えない場所で巣が形成されやすい要注意ポイントです。第三に、意外と見落としがちなのが「家電製品の内部や裏側」です。テレビやパソコン、電話機などの内部は、常に熱を帯びており、暗く狭い空間はゴキブリにとって快適な隠れ家となります。長期間使っていない家電なども注意が必要です。第四の危険地帯は、「段ボールや新聞紙の束」です。段ボールの波状の隙間は、保温性と保湿性に優れ、ゴキブリが卵を産み付けるのに最適な場所です。引っ越しや通販で届いた段ボールをいつまでも放置しておくのは、ゴキブリを家に招き入れ、巣を提供しているのと同じことです。そして最後に、押し入れやクローゼット、物置など、「長期間動かさない物が多い場所」も危険です。衣類や布団が湿気を吸い、ホコリが溜まることで、ゴキブリにとって居心地の良い環境が生まれます。これらの危険地帯を定期的に清掃し、整理整頓を心がけることが、ゴキブリに巣を作らせないための最も効果的な予防策となるのです。
ゴキブリの巣になりやすい!家の危険地帯ワースト5