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2026年5月
  • 久しぶりの受診で初診料がかかった私の体験

    生活

    先日、以前から通っていた近所の内科クリニックを半年ぶりに受診しました。喉の痛みと微熱があり、風邪だろうと思って診察券を提出したのですが、会計の際に請求された金額が予想よりも高く、少し驚いてしまいました。明細書を確認すると、そこには再診料ではなく初診料という項目が印字されていたのです。私はそのクリニックに何度も通っており、診察券も持っています。窓口で「以前も受診したことがあるのですが、どうして初診料なのですか」と尋ねてみたところ、受付の方は丁寧にその理由を教えてくれました。説明によれば、私の前回の受診からかなりの期間が空いており、その間の健康状態を改めて確認する必要があること、そして前回の病気とは別の新しい病気としての受診になるため、制度上は初診として扱われるのだそうです。確かに、前回の受診は腰痛によるもので、今回は風邪の症状ですから、全く別の原因です。厚生労働省のルールでは、慢性的な病気で定期的に通院している場合を除き、一度症状が落ち着いてから数ヶ月が経過してしまうと、医療機関としては患者の状態を一から把握し直さなければなりません。この時、医師はアレルギーの有無や過去の病歴、現在服用している他の薬がないかなどを改めて確認します。この手間と責任が、初診料という形で評価されているのだと納得しました。これまで私は、再診とは単に「同じ病院に行くこと」だと思っていましたが、実際には「治療の継続性」が問われているのだと知りました。もし私が一ヶ月おきに定期的な健康チェックで通っていれば、それは継続的な管理とみなされ、再診料の算定で済んだのかもしれません。病院のシステムや料金設定は複雑ですが、こうして実際に窓口で説明を聞くことで、医療機関がどのような責任を持って患者を診ているのかが少し見えてきました。今後は、久しぶりに受診する際には初診料がかかる可能性をあらかじめ考慮し、お薬手帳などの過去の記録をしっかりと持参して、スムーズな診察を受けられるように準備しようと思いました。診察券があるからといって必ずしも再診にはならないという事実は、医療費について考える上で非常に勉強になる経験でした。